三国志の1巻
劉備と仲間たちの話で不朽の名作です
1巻から読むと最初は黄巾党の話から始まります
黄巾党も最初は張角が太平洋術書を神仙から授かり、貧しい人の病気を治す薬を作り次第に勢力を拡大していきます。
張角はイメージが良くはないと思うのですが、時代背景は後漢の賄賂政治で国民は重税でくるしんでいた時代です
中国の五行説で土(黄)、木(青)、金(白)、火(赤)、水(黒)と相関関係があるという説です
後漢の水を打倒するという意味で黄色をシンボルマークとしていました
青空はすでになくなった
いまこそ黄色の男よ立ち上がるべきだ
今年は甲子の年なので
天下は平安におさまるだそう
でも後年歴代の王朝は旗と五行が関係していたりそうではなかったりみたいです
(ちなみに清は水徳でも黄色の龍(満州族の黄色)の、中華民国は青(青天白日満地紅旗)、中華人民共和国は赤い国旗ですね・・。 赤は共産主義カラーですしね)
日本でいうところの農民一揆でしょうか、、
いつの時代も弱者は富める者に虐げられます、
そして歴史は栄枯盛衰の繰りかえしになります
私的には黄巾の乱はそんなに悪いイメージはないのですが、その後の黄巾党の略奪などの行動が悪かったんでしょう
それをきっかけに、後漢の地方太守などによる討伐戦に発展していく中に劉備、張飛、関羽たちが歴史に登場してくることになります
」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」
現在は、経済戦争なので関羽や張飛は登場しませんが経済格差などの問題はいつの時代も同じです
オバマ政権以降、米国企業もバブルで利益を上げてきましたが、自社株買いや余剰金の積み立てなどで社会に還元しなかったのに、国家に泣きついて救済してもらうなどは後漢の時代に似ているのかな?なんて思いました
国家がなんとかしてくれるというイメージで暮らしていた後漢の貴族や役人、、
その後、争乱の時代で秩序が変わる三国時代。
日本は別としても世界はなんとなくきな臭い雰囲気にならないように監視が必要な時代
に変革し始めているのは確かだと思います
これから5GとかIoTなのでネット依存が高くなるとその基盤がダメになるとそこでまた被害がコロナみたいにやって来ると思います
生きたウイルスもPCのウイルスも似てるかもですよね
怖い怖い、、
世界の平安を祈りつつ
南無~